留年すると就職は不利?


まずはじめに、全く同じ学力・性格の人が居たとして
同じ企業を受験しています。その企業は1人しか採用しないと仮定しましょう。
この場合、留年者の方が
明らかに不利です。
つまり、留年という事実は決してプラスには働きません。
が、、、留年したことによって得られたものをプラスにすることが出来れば
プラスマイナス0となり、現役生と同じ土俵に立つことが可能です。




留年の回数
留年の回数が少なければ少ないほど、マイナス性は低くなります。
これは言うまでもありません。
1留であれば、それほど不利に感じることも無いと思います。
浪人と同じですから、1年遅れくらいはそれほど気にされません。

ですが、これが2留・3留となると話は別です。
面接官も、なんで2回も留年したのか気になります。
面接官でなくても気になると思います。
事実、面接官以外にも良く聞かれます(笑)
実際に口に出して聞かれなくても、「なんであの人は2回も留年したのだろう?」
と思う人が多いと思います。
ですから、留年の回数が増えれば増えるほど
より良い就職活動対策をしなくてはなりません。

留年の回数と就職活動の難易度は比例関係にありません。
回数が増加すると指数関数的に難易度は増加します。


就職活動開始の時期
留年者の傾向として、就職活動を開始する時期が遅い場合があります。
授業に出ない、試験勉強はいつも前日(前日すらやらない場合も)なんてことで
留年していますから、就職活動のために外出してセミナーを受けたり、SPIを受けたり
そんなことは後回しにしてしまう人がいます。
つまり、留年者のこの「心持」は、就職活動にマイナスに働きます。

また、進級できるかどうかわからないから
就職活動なんか手につかない!やっている場合ではない!
という場合もあります。

近年、企業の就職活動は早期化しています。
早くスタートしないと、すでに終わっていた
なんてことになってしまいます。


情報量
留年すると、同学年の友人が減ります。
ということは、就職活動について情報交換できる人も少なくなります。
生の情報は実に貴重なものです。同じ会社を別日程で受けるかもしれません。
試験内容や、面接内容、雰囲気について事前に聞くことができると
多少安心して受験することができます。
そんな友人が減ってしまうのはマイナスです。

最近では、インターネットで様々な情報を手に入れることが出来るようになりました。
便利な世の中です。しかし、実際に口から聞いた情報に勝るものはありません。


書類審査
書類審査で、留年者が不利であるという情報は多くありません。
事実、書類審査の段階で落ちることはあまりないことでしょう。
これは、企業側もいちいち留年しているかどうか
確認していないからかもしれません。
大量にエントリーがある会社で、そんな確認してたら大変ですしね。

ただ、NHKは書類審査で落ちました(笑)
これは留年が原因なのかは不明です。

エントリーシートに「留年の有無」という項目がある、珍しい会社もありました。
さらに、回数を書く欄もありました。。。
正直に書いて、書類審査は通過しました。


面接
筆記試験を通過して、次は面接です。
留年者はいきなり痛いところを突かれる場合があります。
「君は留年したの?」
この一言でやられてしまったら、もう面接は負けです。


ここまで、マイナス面を見てきましたが
これをいかに克服するのか?
「留年した人の就職対策・面接対策」の項で詳しく述べます。





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