城西大学 留年友の会による
留年行動経済学

つぎ込んだ費用をめぐる誤り


こちらは、リチャード・セイラー博士の理論です。
野球観戦の例を考えます。
試合当日、大雪が降りました。
会場はドーム球場なので、試合は行われます。

1、チケットは新聞屋にもらった場合
2、チケットは発売日当日に並んで買った場合

1の場合には、試合は行かない人が多くなり
2の場合は大雪の中を出かける人が多くなるそうです。

1でも2でも、チケットの代金は戻ってきません。
損失額は変わらないのです。
それどころか、観戦に出かけると交通費もかかり
大雪の中ですから大怪我をするかもしれません。

チケットの価値は変わらないのに、自分でお金を出して買ったほうが
価値があると勘違いしてしまう例です。
これを、リチャード・セイラー博士は「つぎ込んだ費用をめぐる誤り」と読んでいます。

では、留年に適用してみましょう。
留年が決定しました。その理由は、学部の授業に興味がないからです。
もはやこの学部の授業を受けたいと思う気持ちはありません。
でも、もう3年生なので、今までやってきたことが無駄になるから
とりあえず続けることにしました。
結局、複数回の留年の後、卒業できませんでした・・

この例から学ぶべきことは
今まで投資した時間とお金は切り離して考える必要があるということです。




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